カードローンは保証人や担保を必要とせず、一度審査にさえ通過してしまえば利用目的自由な融資を限度額の範囲内で受けられる気軽かつ便利な商品です。従来のキャッシングは融資を受ける度に審査を必要としまたその都度借用書の作成をはじめとした面倒な手続きが必要だった時代の事を考えると、ユーザー目線で考えれば今の時代は劇的にお金を借りやすくなったと言ってよいでしょう。

ただそれでもカードローンを最初に発行する為の審査は健在ですしこれに通過しなければ話になりません、むしろ審査が最初の一回のみになった事で審査自体の質は高くなったという見方もあります。最初の審査に通過さえすればいい、だが審査の質そのものはあがっている、その事から導き出される結論は私たちがしっかりと対策をたて審査に挑む必要があるということです。


カードローンの審査基準に関する前説

さて、具体的な審査の対策を立てる為にはまずカードローン利用の可否がどのような審査基準によって決められているかを知らなくてはいけません。ただ審査基準はカードローン会社ごとに微妙に異なる他、カードローン会社各社は審査基準を公式に公開しているわけではありません。純粋にカードローン会社が審査基準を伏せておきたいという部分もあるのですが、同じ会社の同じ商品であっても申し込み状況や時期によって審査基準は変わり一律ではないのもまた審査基準が明言されていない理由だと言われています。

前述のとおり兎に角カードローンの審査基準は「一概にこうだ」と言いにくい要素があり、会社や商品によっては様々な条件や例外があるとされています。その為まずは当サイトがお勧めするカードローン5社を例にスペックを紹介すると共にその審査基準について具体的に触れるので「審査基準はだいたいこういうものだ」という大まかな内容を感覚的に知っていただけたらと思います。


カードローン会社とその審査基準

モビット

モビット モビットの特徴
・Web完結申し込みなら24時間365日何時でも申し込み可能!
・Web明細サービスに対応しており申し込みから完済まで終始一切の郵便物を絶つ事ができる。
・申し込み専用アプリを使えば必要書類(本人確認書類や収入証明など)はその写メを送るだけ!
・公式HPに10秒で結果を表示する簡易診断ツール在り。
・提携ATMの数が多くその数は全国に約10万台。
実質年利
4.8%~18.0%
限度額
500万円

消費者金融系カードローンの中でも最低金利が他社より僅かに高く、また性能面では目立った他社との差別化がはかれていないという印象です。通常なら少し惜しい商品で終わってしまうところなのですが審査基準に関しては基本的に商品性能が良いほど厳しく悪いほど易しい傾向にある、つまりこの場においてはモビットの審査通過が他社より比較的容易である事を裏付ける要素の一つとなります。またサービス各種に関してもWeb完結サービスに始まり必要書類は写メで可とするサービスなど兎に角ユーザーが気軽に申し込みやすいインフラ作りに方向性が集中している為、モビットの審査基準が小額融資を希望するライトユーザー向けである事が窺えます。

ノーローン

ノーローン-120-60-20150406 ノーローンの特徴
・融資を受けてから1週間の間は無利息という独自のサービスが魅力!
・また1週間の無利息サービスは融資から1ヵ月のクールタイム後何度でも再利用可能!
・無利息期間中に完済する事ができれば利息は実質0円。
・公式HPに10秒に簡易審査結果を表示するお試し診断在り。
・お金を返す事で楽天スーパーポイントが溜まる。
実質年利
4.9%~18.0%
限度額
500万円

ノーローンは消費者金融系カードローンの中でも特に異質な成立ちとサービスを有しています。ノーローンは新生銀行グループのカードローンですがこちらは厳密には消費者金融系になります。一方同じ新生銀行グループにして元消費者金融のレイク、こちらは今では銀行系という扱いになっています。つまり同じ新生銀行グループの中であえて銀行系と消費者金融系、二つのカードローンを発行している事になります。これは審査が厳しめだと言われている銀行系(レイク)に対し、よりライトユーザーに特化した別カードローンであるノーローンを設けたという事であり、審査難易度はレイクとの差別化をはかる意味でも低めに設定されている事が予想できます。

オリックス銀行カードローン

120x60 オリックス銀行カードローンの特徴
・業界最安クラスの最低金利3.0%!
・800万円というゆとりのある限度額!
・毎月の返済額が最低月々7,000円から。
・銀行系カードローンにも関わらず口座開設が不要。
・最高300万円の希望融資額まで収入証明書類の提出不要。
実質年利
3.0%~17.8%
限度額
800万円

最低金利3.0%は確かに魅力的ですが正直800万円近いお金を借りる人にしか殆ど関係ない要素です、しかも最高金利は17.8%と消費者金融並に高く目をひくような目立ったサービスもありません。しかしこういった銀行系にしては控えめのスペックは見方を変えればオリックス銀行のカードローンが銀行系の中では比較的審査の難易度が低い事を裏付ける要素となります。また最高300万円の融資までは収入証明書類の提出が不要というのも審査基準が低いという仮説に対する追い風となります。ただ審査に2~3営業日かかるという点は逆に慎重な審査を行っているという仮説を補完するものなので一概にオリックス銀行は審査が甘いとは言いにくい部分もあります。

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローン-120_60-20150302 三井住友銀行カードローンの特徴
・最低金利最高金利共に銀行系らしい低金利!
・800万円というゆとりのある限度額!
・審査時間は最短30分でカードの即日発行、つまり即日融資にも対応可能。
・銀行系カードローンにも関わらず口座開設が不要。
・最高300万円の希望融資額まで収入証明書類の提出不要。
実質年利
4.0%~14.5%
限度額
800万円

銀行系カードローンらしい低金利高限度額に加え消費者金融相当のスピードを兼ね備えたハイスペック商品です。またサービス面を見ても前述のオリックス銀行の上位互換と言って良い圧倒的存在です。ただし商品性能が高いという事は即ち審査が容易ではない事を意味します。最高300万円まで収入証明不要、審査は最短30分で結果表示、確かにこれらは審査が比較的容易である事を意味しているのですがそれを加味しても三井住友銀行カードローンは他社と比べて圧倒的にメディア露出が控えめです。広告やTVCMには宣伝効果によるノルマ達成値が設定されている、言い方を変えるとメディアを積極的に利用している会社ほどノルマ達成の為審査を甘くする傾向にあるという事です。そういう意味では三井住友銀行カードローンは審査の容易な会社ではありませんが、もしTVCM等を積極的に発信している時期があれば三井住友銀行の高スペックカードローンを所持できるチャンスかもしれません。

楽天銀行カードローン

楽天銀行-120×60-20140611 楽天銀行の特徴
・利用する事で最大31,000の楽天スーパーポイントが貯まる!
・楽天会員であればランクに応じて審査優遇制度在り。
・14.5%という銀行系らしい低い最高金利。
・不動産担保ローンや主婦向けローンなど商品バリエーションが豊富。
・最高300万円の希望融資額まで収入証明書類の提出不要。
実質年利
4.9%~14.5%
限度額
500万円

銀行系にしては高めの最低金利と低めの限度額、スペックだけ見れば決して銀行系カードローンの中では特別優れているわけではありません。ただしスペックが然程高くない事、そして最高300万円まで収入証明書類が不要な事から審査難易度は低めの印象です。また楽天銀行スーパーローン(カードローン)は楽天会員、特にランクの高い会員を審査において優遇する事を公式に発表している商品です。(このようなケースがあるので審査基準は一概に○○だと言えない部分もあるのですが)ある意味非常に立てるべき対策が明確な商品なので審査通過を目指しやすいと言えるでしょう。なおお金を返しているはずなのに楽天ポイントは貯まっていくという返しているのだか増やしているのか、不思議な商品ではあります。

このようにカードローンの審査基準はユーザー側の属性のみならず「他社や自社製品との差別化の兼ね合い」や「自社会員優遇」など様々な要素が複雑に絡み合って形成されています。その為理想を言えば大学受験などと同じで申し込もうと思っているそのカードローン会社にあった対策を立てるのが一番です。とはいえ大学受験にだってどの学校の入試を受けるにしても必ず役に立つ基礎となる部分があったと思います、そしてそれはカードローン審査においても例外ではありません。

その為ここではいまさらと思われる方もいるかもしれませんが初心者の方向けに簡単にカードローン審査基準の基礎となる内容について紹介したいと思います。


カードローン審査に落ちる原因となる要素

試験における「カンニング」等、例えどれほど審査結果が優れていてもそれを行う事で一発不合格になってしまういわばタブーのようなものがカードローン審査にも存在します。まずは基礎の基礎ともいえるこれらについて箇条書きで紹介します。

・申し込みフォームに嘘の記載をする/誤字脱字がある。
・本人確認の電話に応答できない/利用できる連絡先がない。
・同時に3社以上の会社に申し込みを行う。(申し込みブラック)
・現在既に4社以上からお金を借り入れている。
・借り入れ総額が総量規制(年収の1/3以上)に達している
・過去に公共料金やクレジットカード代の滞納や未納がある
・過去に自己破産などローンの契約を制限する債務整理を経験している。
・勤続年数が半年(1年)未満である。
・無職である/毎月の収入が安定していない。


カードローンの審査基準となる要素

また現在のカードローン審査の大部分をしめる「スコアリング」で重視されている融資希望者の属性を紹介します。

【返済能力】
・収入
・勤続年数
・雇用形態
・現在の借入先数
・現在の借り入れ総額 等

【信用情報】
・過去に公共料金やクレジットカード代の滞納や未納がないか
・丁寧で正確な字と情報を申し込みフォームで記入しているか
・(店頭や電話の場合)挙動が落ち着いており応対がきちんとしているか
・(店頭の場合)身なりが清潔で整っているか
・(一部信販系に限り)クレジットヒストリー
・利用目的に筋が通っており不審な点がないか 等

【資産情報】
・借家か持ち家か(持ち家が○)
・携帯電話か固定電話か(固定電話が○)
・未婚か既婚か(既婚が○)
・両親は健在か等の家族構成
・車等現金以外の資産の有無 等

また中には読んでいる新聞(あるいは新聞を読んでいるか否か)といった質問から利用者の大体の所得や生活環境を査定しているカードローン会社もあるとか。これらの項目がカードローンの一般審査基準とされ、これらを改善していく事で各社の審査通過率は高くなります。